果実のやさしい甘さが朝にうれしい!
キウイとバナナの簡単スムージー
朝のお目覚めスムージーに最適です。薄切りにしたキウイをグラスの内側に貼りつけると、まるでカフェのようなおしゃれなドリンクに!
くわしく栄養面から見ると、キウイの良きライバルはバナナです。バナナといえば、日本で最も食べられている※人気フルーツで、ビタミンB、C、食物繊維、カリウムなど豊富な栄養素を含んでいます。
一方キウイも、栄養素充足率はフルーツの中でトップクラス。そこで、キウイとバナナの栄養について、似ている点、異なる点を比べてみましょう。
※出所:日本バナナ輸入組合(データは総務省家計調査)
キウイとバナナはどちらも手軽に持ち運ぶことができるから、おやつや外出時など、手軽な栄養補給にぴったりです。ではキウイとバナナには、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。
まずは食物繊維です。日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると可食部100gあたりバナナの食物繊維含有量は1.1g。一方、ニュージーランドの食品成分表では、グリーンキウイの100gあたりの食物繊維含有量は2.3g、サンゴールドキウイは1.1gとなっています。いずれもカラダが喜ぶ量ですね。
またカリウムは、バナナ100gには360mg、グリーンキウイにも300mg、サンゴールドキウイ298mg含んでいます。こちらもなかなかいい勝負です。
このように栄養面で共通点が多いキウイとバナナですが、違いもあります。
例えばビタミンC。中サイズのバナナ1本(可食部役100g)が含むビタミンCは16mgで、これは日本人の食事摂取基準(2020年版)が定める、1日に摂取したいビタミンCの約16%に相当します。
では、キウイはどうでしょうか。グリーンキウイは1個(約100g)で88mg、サンゴールドキウイはなんと1個で152mgものビタミンCを含んでいます。これは1日に摂取したいビタミンCに当てはめると、グリーンキウイは88%、サンゴールドキウイは162%も摂取できる計算になります。
サンゴールドキウイはビタミンEも豊富です。バナナには多くのビタミンBが含まれていますが、ビタミンEはキウイの半分程度しか含まれていません。またキウイは皮まで食べると、約1.3倍※のビタミンEを摂取できます。
さらにキウイはGI値(グリセミック指数)が低く、血糖値が急激に上昇しにくいのも大きな特徴です。中サイズのバナナのGI値が約52であるのに対し、グリーンキウイのGI値は39、サンゴールドは38と低い値です。
※出所:ニュージーランドの国立研究機関Plant & Food Researchの予備データ
手軽に栄養補給したいとき、キウイとバナナのどちらを選べばいいのでしょう?
その答えは…「どっちも!」
キウイとバナナは栄養面のライバルだけど、実は大の仲良し!食べ合わせの相性は抜群だから、両方一緒に食べるのがおすすめです。手軽につくれるレシピもたくさんあるので、どちらもバランス良く食事に取り入れて、豊富な栄養とおいしさを楽しんでください!
くわしく